3Dプリンター
3Dプリンターはレザークラフトともかなり相性が良いです。レザークラフトのウェットフォーミング(革絞り)の型を作成したり、ファスナーを奇麗に取り付けるための治具を作成するのに重宝します。生活のいろんなシーンでも3Dプリンターがあると便利ですよ!
まずは3Dプリンターが無いと始まらない
僕が今使っている3DプリンターはこのCreality K1です。爆速で印刷できるのに高品質な所とか、WiFi対応なので部屋のどこに置いてあってもどのPCやモバイルからでも印刷できちゃうところとか、タッチパネルの操作性とか、とにかく今まで使ってきた3Dプリンターの中でぴか一です。
僕がこれまで使っていたのはCrealityのEnder3 V2です。エントリーモデル~中級モデルといった位置付けですが、以前使っていたどの3Dプリンターよりもずっと静かで出来上がりもかなり良いです。数年使ってましたが故障知らずでした。
今買うならエントリー機としてはオートレベリング機能付きでダイレクト方式を採用したCrealityのEnder3 V3 SEがお勧めなのではないかと思います。僕自身使った事は無いですが、基本は僕が以前使っていたEnder3 V2の上位機種で、評判もすこぶる良いです。予算に余裕がある方はもちろんCreality K1もありですが、3万円と8万円の差がちょっと大きいかなと思います。
買ったはいいけど何を印刷したらいい?
自分でいろいろと作れるようになりたいとは思いますが、3D CADの経験者でもない限りいきなりはハードルが高すぎると思います。それよりも、まずは他の人が作った3Dモデルを実際に印刷してみて3Dプリンターで何ができるのか?どういうモデルが簡単でどういうモデルが印刷が難しいのかを体感した方が良いと思います。
僕がいつも使っているのはThingiverseという3Dモデル投稿サイトで、数的にはここが一番充実していると思います。英語ですが、写真も沢山あるので英語が苦手な方でもなんとかなるのではないかと思います。僕も自分でデザインしたものをいくつかここに投稿しています。
何か欲しい3Dモデルが見つかったら、右の写真で赤丸で囲んだところがダウンロードへのリンクなので、これを押して3Dモデルをダウンロードします。いくつかの部品に分かれている場合、Download Allボタンを押せばすべて一括してダウンロードできますし、Downloadボタンで個別にダウンロードすることもできます。
3Dモデルを自分で作ってみたい!
自分で3Dモデルを作れるようになると、こういうのが簡単にできるようになります。
3Dモデルを自分で作成するには、3Dモデリングソフトウエアを使う必要があります。初心者でも簡単に扱えるシンプルなものから、かなり高度なものまで作成できる上級者向けのツールまで様々です。僕が過去に実際に試してみたのはこれらです:
そして僕が今使っているのはShapr3Dのみです。OnShape、Fusion 360、Blenderはなかなか操作が難しく、使い慣れれば素晴らしいツールなのでしょうが、僕にはその壁を超えることが出来ませんでした(苦笑)。TinkerCADは全くの初心者の頃にはとてもお世話になりました。数年はこれを使っていたと思います。が、だんだん複雑なものをデザインするうちにTinker3Dでは無理がでてきたので、iPad + Apple Pencil、Windows、Macで直感的にデザインできてしかもどのデバイスからも作業ができるShapr3Dに乗り換えました。有料ですがその価値は十分あると思います。
ただし、最初のうちは無料のTinkerCADで全く問題ないと思います。小学生でも使えるレベルの簡単さですが、結構凄いものまで作れたりします。
うちの子たちは学校の授業ではOnShapeを使って3Dモデリングのやり方を教わっていたようですので、OnShapeも意外と簡単なのかも知れませんが、僕は馴染めませんでした(^^;;。Blenderも頑張ってトライしたんですが、、、僕の用途(木工とかサイズのきっちりしてる3Dモデル)よりも例えばフィギュアを作ったりとかそういう用途の方が向いてる気がします。
あと、意外と面白かったのが、VRのOculusに3DモデルをVRでまるでその場で粘土でオブジェを作る感覚で3Dモデルを作れるアプリがあるのですが(SculptrVRとかMediumとか)、それで作ったオブジェクトを3Dプリントすることもできたので、Oculusを持っている方はやってみると面白いかもです。傍から見たらかなり怪しい動きになると思いますが(笑)。
こちらにも作例を載せておきますので参考にしてみて下さい。
3Dプリンターを使った作例2023/3/14 5:522023/10/18 9:06